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’70水色くんの取り扱い説明書   (5)
ホイールの交換

ホイールの交換は、なるべく水平面で行って下さい。
サイドプレーキをロックし、交換しようとするホイールの対角線側のホイールに、備付の木片をかませます。
(下り坂の場合は、低い方をブロックする)
ジャッキ受は、フロントドアの前部及びリアドアの後部にあります。
その他の部分にかけないこと。
ジャッキは、基部が車の下に来るように立てて下さい。
つまり、始めは傾いていて、上げると真直になるわけです。


積載時の注意

4人乗った場合には、荷物は50kgまでにして下さい。
荷物だけを運ぶ時は、ドライバーを除いて250kgを超えないこと。
特に重い物を積む時は、リア・フロアとスペアタイアの上に坂を敷いて下さい。



牽引

引張り用に、サイドメンバーの端にリングがついています。
左右両方を使って下さい。



遠心クラッチ付の場合の注意

クラッチは普通のタイプですが、遠心自動機構を補助に持っている車があります。
この場合、エンジンの回転が一定の数になると、クラッチがつながります。
ですからギヤが1速か2速の時は、クラッチペダルを踏まず、アクセルとブレーキだけで発進、停止ができます。

遠心クラッチのつながりは、エンジンアイドリング時、つながる寸前、又はほんのわずか動き出す感じの所が正しい調整です。

1000回転をこえれば、遠心クラッチは完全につながり、普通のクラッチと同じ作用になります。
走行中のギアシフト、停止中でもチョークが引いてある場合などは必ずクラッチペダルを完全に切って下さい。
キャブレターのリターダーにより、アクセルを離しても回転はすぐには落ちませんから、
いそいでロー、バックと切りかえる時も同じ注意をしないと、車をゴクンとします。

上り坂等で、エンジンの回転が下がって来たのに、
アクセルを踏んでエンジンにロードをかける場合は、ためらわずにシフトダウンして下さい。

長い下り坂をゆっくりと降りていると、回転が下がって遠心クラッチが離れてしまうことがあります。
アクセルを軽く踏んで、隋力で車が転がり出さない中にクラッチをつなげて下さい。

遠心クラッチ付の場合、エンジンはスターターモーターか、クランクでしか掛かりません。
押し掛け、下り坂を利用しての始動は、絶対にさけて下さい。




上手な運転のコツ

快適で経済的な運転のためには、不必要なノロノロ運転をさけ、
トップギアの実用範囲(少なくとも50km/h以上)で走って下さい。

道路条件がいろいろと変わる所をスピーデイに走行するには、ギアシフトの手間を惜しまず、
エンジンの回転を高目に保つことが必要です。
敏速な加速のためには、セカンド、サードを、リミット一杯に引っぱって下さい。
トップは実質的にオーバードライブです。

カーブ、濡れた路面、砂利道、その他接地性を失いやすい所では、
必要に応じて減速して後、アクセルを踏みこみながら通過して下さい。
前輪駆動車のロードホールディングの優越性は、前輪に駆動トルクがあるとき始めて発揮されます。

驚異的なサスペンションとロードホールディングにより2CVはどんな悪路でも高速で通過できます。
これは楽しいものですが、習慣的に行うのは機械のために好ましくないのはもちろんです。
他の車を扱うのと同じ要領で、無理はさけて下さい。

特に、乗り心地のよいのにまかせて、直角に近い角をもった深い穴や障害物、
タイヤの側面をこする形の所などに強引に突っこむのは避けなければなりません。

障害物を避けられない場合、突入の瞬間には、ブレーキを離してアクセルを踏むことが必要です。
アクセルを踏めばノーズが上がり、前軸の駆動力が車を引っぱってくれるからです。
逆にブレーキを踏んだままだとノーズが下がり、前方に向いたアームは突っぱったままモロに衝撃を吸収することになります。

上り坂等で回転が下がって来たら、すぐシフトダウンして下さい。
スピードさえ気にしなければ、2CVで上がれない坂はありません。
スピードメーター上のリミットを超えない限り、好きなだけロー又はセカンドで走って下さい。
エンジンはオーバーヒート致しません。



シングルジョイントの場合

65年までの2CVのすべての型及び66年以後のAZLの標準型では、
前輪駆動用のジョイントは、等速ジョイントではなく、簡単なシングルクックジョイントを使っています。
この型のものは、ハンドルを一杯に切ると駆動力を伝えきらずにガクガクします。
半クラッチを使って車を転がしてやると、ある程度ガクガクを防げます。







’70水色くんの取り扱い説明書(1)で症さんにいただいたコメントの部分が登場しました。
障害物を避けられない場合、突入の瞬間には、ブレーキを離してアクセルを踏むことが必要です。

確かにそうかも知れませんが、勇気のいる行為ですね。
取り扱い説明書 | 【2007-09-02(Sun) 18:33:49】
Trackback:(1) | Comments:(2)
コメント
colibriさん、はじめまして!
2cvで検索していましたら、こちらがヒット。説明書、楽しく読ませていただきました。わたしもこのクルマに乗ってみたいとずっと思っているのですが、エアコンのことがネックでなかなか踏み切れずにおります。エアコン無しでも乗り切れるものなのでしょうか?
突入の瞬間、アクセルを踏んでノーズを持ち上げるのは、どんな車でも悪路を走る上で重要ですね。直前までブレーキングで速度をできるだけ落としておいて、いざ、の瞬間に思い切りガスペダルを踏むんです。乗り越えた!と思ったらまた踏むのをやめるだけです。慣れちゃうと簡単ですよ^^
2011-06-07 火 12:18:00 | URL | Jazzybrewer #2QpG8kmM [ 編集]

Jazzybrewer 様

はじめまして。コメントありがとうございます。
路上40°超えですときびしいです。
走行中はなんとか ですが
信号待ちとか渋滞とか
30°くらいでしたら何とかです。

2cvにクーラー付きがありますが
夏場に使用しない方が良いようです。

夏場も乗っていられる方もいられますが
私はあまり乗りません。
というか他の時期でも1ヶ月に一度くらいの出番です。

小さいお子さんが居られる2cv乗りさんで
夏場厳しく手放す方がいられ
昨年エアコン装置をあれこれ考えました。
隙間だらけ断熱材皆無の2cvでは焼け石に水と分かりました。

このクルマ一台でなんでもこなすのは大変かと思います。
ですけどとてもすばらしいクルマです。
ご興味がおありでしたらぜひ2cvワールドへどうぞ!
ぜったい後悔はないと思います。(きっと、たぶん・・・

>突入の瞬間
直前でアクセルオンは勇気いります。
うちのは穴あきフレームなので
なるべく悪路行かないようにしています。(苦笑
2011-06-07 火 21:15:38 | URL | colibri #1MVVVJvg [ 編集]
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トップ・ギア制作局 = 英国放送協会|BBC監督 = 原作 = 脚本 = プロデューサー = アンディ・ウィルマン出演者 = 音声 = 字幕 = データ放送 = OPテーマ = オールマン・ブラザーズ・バンド「」EDテーマ = オールマン・ブラザーズ・バンド「」外部リンク = http://w
【2007-09-14 Fri 11:24:13】 | 自動車に乗ろう!
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